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    <title>書きたい話の下書きのような本棚</title>
    <link>https://angel.kashi-hondana.com</link>
    <description>書きたい話の下書きのような本棚・小説更新情報</description>
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    <copyright>Copyright ©2026 めぐめぐ（・▴・）.</copyright>
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    <item>
      <title>第42話　虚弱聖女とプロポーズ - 虚弱体質な偽聖女だと追放された私は、隣国でモフモフ守護獣様の聖女になりました</title>
      <link>https://angel.kashi-hondana.com/author/page/2225/section/36681</link>
      <pubDate>Mon, 13 Oct 2025 18:33:00 +0900</pubDate>
      <description>平民出身のセレスティアルは、守護獣シィに力を与える聖女であり、王太子オズベルトの婚約者候補の一人。しかし力を与える儀式後、疲れ果ててしまうため、虚弱すぎると皆から聖女の資質を疑われていた。

本来受けるはずの聖女の儀式も受けておらず、育ての親だった神官長も突然捕まって味方を失ったセレスティアル。そしてとうとう、平民が婚約者候補にいることが許せなかった王太子オズベルトから、聖女を騙った罪で追放されてしまう。

命からがら隣国ルミテリス王国に辿り着いたセレスティアルは、そこで衰弱した白い獣――守護獣ラメンテと、彼を追ってきた赤毛の青年レイと出会う――

モフモフ守護獣と馬鹿正直ヒーローに愛されながらヒロインが本当の力を発揮して幸せになるお話(予定)

※頭からっぽで</description>
      <content:encoded><![CDATA[　私が席に着くと、ラメンテが私の膝の上に乗った。
　ふわりとした柔らかな毛が肌を撫で、お日様の匂いが鼻をくすぐる。彼の鼻先が、私の頬を突いた。

「レイの言うとおりだよ。何と繋がっていようと関係ない。セレスティアルは、僕の聖女だもん」
「ありがとう、ラメンテ」

　ラメンテの首筋に顔を埋めた。視界の端で、ルヴィスさんやティッカさんが大きく頷いているのが見えた。

　ふと視線を感じた。
　視線の主は……システィーナ様？

　彼女は私と目が合うと、艶やかな唇に笑みを作った。
　そしてツィッと私からレイ様へと視線を移す。

「レイ王」
「なんだ、システィーナ殿？」
「今までの様子を見ていたがお主……中々面白い男じゃな」

　今まであった威圧感は消え、どこか柔らかな声色が部屋に響く。女王としての立場ではなく、まるで一個人としてお話されているような印象の声。

　だがレイ様は、特に気にされた様子はな...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第41話　虚弱聖女と戸惑い - 虚弱体質な偽聖女だと追放された私は、隣国でモフモフ守護獣様の聖女になりました</title>
      <link>https://angel.kashi-hondana.com/author/page/2225/section/36680</link>
      <pubDate>Mon, 13 Oct 2025 18:33:00 +0900</pubDate>
      <description>平民出身のセレスティアルは、守護獣シィに力を与える聖女であり、王太子オズベルトの婚約者候補の一人。しかし力を与える儀式後、疲れ果ててしまうため、虚弱すぎると皆から聖女の資質を疑われていた。

本来受けるはずの聖女の儀式も受けておらず、育ての親だった神官長も突然捕まって味方を失ったセレスティアル。そしてとうとう、平民が婚約者候補にいることが許せなかった王太子オズベルトから、聖女を騙った罪で追放されてしまう。

命からがら隣国ルミテリス王国に辿り着いたセレスティアルは、そこで衰弱した白い獣――守護獣ラメンテと、彼を追ってきた赤毛の青年レイと出会う――

モフモフ守護獣と馬鹿正直ヒーローに愛されながらヒロインが本当の力を発揮して幸せになるお話(予定)

※頭からっぽで</description>
      <content:encoded><![CDATA[「……神獣？　女神の補佐をし、ともに世界を創造した、あの神獣のことか？」

　戸惑いと驚きが入り交じった表情を私に向けながら、レイ様が訊ねた。いや、訊ねたというよりも、独白に近い。

　ルゥナ様は、レイ様の問いに答えず、ただ私を見つめているだけだ。

　私だって何も言えなかった。
　魂と共にし、今までラメンテに力を与えてくださっていた存在が、神獣様だと言われて、信じられずにいる。

　だって今まで自分が守護獣様に与えていた力は、むしろ少ないのではとさえ思っていたから。ルゥナ様が驚かれるほど膨大だなんて、想像だにしていなかったから。

　だけど、ならどうしてクロラヴィア王国の守護獣シィ様に力を捧げたときは、あれほど疲れてしまったのだろう。

　守護獣様に力を捧げて疲れる、ということはつまり、私と繋がっている聖獣様に負担がかかるほど、力を引き出そうとしていたということ、だよね？

　でも私の力...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第39話　虚弱聖女と負担 - 虚弱体質な偽聖女だと追放された私は、隣国でモフモフ守護獣様の聖女になりました</title>
      <link>https://angel.kashi-hondana.com/author/page/2225/section/36553</link>
      <pubDate>Sat, 04 Oct 2025 14:50:00 +0900</pubDate>
      <description>平民出身のセレスティアルは、守護獣シィに力を与える聖女であり、王太子オズベルトの婚約者候補の一人。しかし力を与える儀式後、疲れ果ててしまうため、虚弱すぎると皆から聖女の資質を疑われていた。

本来受けるはずの聖女の儀式も受けておらず、育ての親だった神官長も突然捕まって味方を失ったセレスティアル。そしてとうとう、平民が婚約者候補にいることが許せなかった王太子オズベルトから、聖女を騙った罪で追放されてしまう。

命からがら隣国ルミテリス王国に辿り着いたセレスティアルは、そこで衰弱した白い獣――守護獣ラメンテと、彼を追ってきた赤毛の青年レイと出会う――

モフモフ守護獣と馬鹿正直ヒーローに愛されながらヒロインが本当の力を発揮して幸せになるお話(予定)

※頭からっぽで</description>
      <content:encoded><![CDATA[　この悲しみは一体……
　もしかして私、同じ魂を持つ聖獣様に、無茶をさせていたんじゃ！

「あ、あのっ！　魔力供給元の聖獣様に、ご負担はかかっていないのでしょうか？」

　不安に駆られた私は、思わず身を乗り出した。そのせいで、レイ様の手が私の手から離れてしまった。
　小さく声をあげた彼に、私は謝罪をした。

「あ、レイ様、すみません……」
「いや、気にするなセレスティアル。確かに俺も気になっていたからな」

　そう笑いながら、レイ様は席に戻られた。そして赤い瞳に真剣な光を宿しながら、ルゥナ様とシスティーナ様を見る。

「で、どうなんだ？　それにルゥナ殿はずっと、セレスティアルの体調や、聖女たちの生存を気にしていたようだが」

　レイ様の問いを聞いたルゥナ様の表情が、険しくなった。

「そう、そこなんだよ。だから俺はずっと、結界を急激に広げた影響で、お前に負担がかかっていないか、今までの聖女...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第38話　虚弱聖女と聖女の真実 - 虚弱体質な偽聖女だと追放された私は、隣国でモフモフ守護獣様の聖女になりました</title>
      <link>https://angel.kashi-hondana.com/author/page/2225/section/36552</link>
      <pubDate>Sat, 04 Oct 2025 14:50:00 +0900</pubDate>
      <description>平民出身のセレスティアルは、守護獣シィに力を与える聖女であり、王太子オズベルトの婚約者候補の一人。しかし力を与える儀式後、疲れ果ててしまうため、虚弱すぎると皆から聖女の資質を疑われていた。

本来受けるはずの聖女の儀式も受けておらず、育ての親だった神官長も突然捕まって味方を失ったセレスティアル。そしてとうとう、平民が婚約者候補にいることが許せなかった王太子オズベルトから、聖女を騙った罪で追放されてしまう。

命からがら隣国ルミテリス王国に辿り着いたセレスティアルは、そこで衰弱した白い獣――守護獣ラメンテと、彼を追ってきた赤毛の青年レイと出会う――

モフモフ守護獣と馬鹿正直ヒーローに愛されながらヒロインが本当の力を発揮して幸せになるお話(予定)

※頭からっぽで</description>
      <content:encoded><![CDATA[　いよいよ始まる。
　そう思った。

　聖女という存在、その意味、生まれる理由を、やっと知ることが出来る。

「聖女が守護獣に魔力を注ぐ仕組みを説明するためにはまず、聖獣と人間の関係を説明しなければならない」
「まだ前情報があるのか？」

　若干ぐったりされたレイ様の発言を、ルゥナ様は小馬鹿にするように言い返す。

「当たり前だ。女神様が創造された世界だぞ？　そんな単純な仕組みじゃねーよ。ま、俺は親切だからお前にもわかりやすーーーーく説明してやるよ」
「安心せよ、レイ王。わしもルゥナの説明を補足してやる故」

　私も内心、これ以上難しい話をされて理解出来るか不安だった。なのでレイ様の気持ちは痛いほど分かる。

　でも、システィーナ様の補足が入るなら、大丈夫そうね。

　ルゥナ様が皆に視線を向けた。皆が話を聞く体勢になったと判断されると、ゆっくりと口を開いた。

「まずは前提として、聖獣と人...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第40話　祖国にて6（別視点） - 虚弱体質な偽聖女だと追放された私は、隣国でモフモフ守護獣様の聖女になりました</title>
      <link>https://angel.kashi-hondana.com/author/page/2225/section/36549</link>
      <pubDate>Sat, 04 Oct 2025 14:50:00 +0900</pubDate>
      <description>平民出身のセレスティアルは、守護獣シィに力を与える聖女であり、王太子オズベルトの婚約者候補の一人。しかし力を与える儀式後、疲れ果ててしまうため、虚弱すぎると皆から聖女の資質を疑われていた。

本来受けるはずの聖女の儀式も受けておらず、育ての親だった神官長も突然捕まって味方を失ったセレスティアル。そしてとうとう、平民が婚約者候補にいることが許せなかった王太子オズベルトから、聖女を騙った罪で追放されてしまう。

命からがら隣国ルミテリス王国に辿り着いたセレスティアルは、そこで衰弱した白い獣――守護獣ラメンテと、彼を追ってきた赤毛の青年レイと出会う――

モフモフ守護獣と馬鹿正直ヒーローに愛されながらヒロインが本当の力を発揮して幸せになるお話(予定)

※頭からっぽで</description>
      <content:encoded><![CDATA[　キアラがオズベルトから婚約破棄を宣言されてから、一月ほどが経った。
　
　婚約破棄をされたというのに、恐ろしい程の静かな時間が続いていたが、キアラにとってその静けさが逆に不気味だった。もちろんその間、オズベルトがキアラを訪ねてくることは無かった。

　体の自由が利かなくなっていた。
　今では、供儀すら出られなくなっている。それは、ロディシアとベアトリスも同じようだった。

　聖女としての務めも果たせないまま、時間だけが過ぎていった。

　だがその静けさは、キアラの父訪問によって、突然破られた。

「……どういうことだ、キアラ。何故そんな醜悪な姿になっているんだっ!!」

　事前の連絡もせずにやって来た父親は、変わり果てたキアラを見て酷く驚いた様子を見せたが、すぐさま厳しい言葉を浴びせてきた。

　キアラだって、理由が分かるなら知りたい。しかし未だに、キアラが年老いてしまった理由は分からな...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第37話　虚弱聖女と聖獣 - 虚弱体質な偽聖女だと追放された私は、隣国でモフモフ守護獣様の聖女になりました</title>
      <link>https://angel.kashi-hondana.com/author/page/2225/section/36551</link>
      <pubDate>Tue, 23 Sep 2025 16:58:00 +0900</pubDate>
      <description>平民出身のセレスティアルは、守護獣シィに力を与える聖女であり、王太子オズベルトの婚約者候補の一人。しかし力を与える儀式後、疲れ果ててしまうため、虚弱すぎると皆から聖女の資質を疑われていた。

本来受けるはずの聖女の儀式も受けておらず、育ての親だった神官長も突然捕まって味方を失ったセレスティアル。そしてとうとう、平民が婚約者候補にいることが許せなかった王太子オズベルトから、聖女を騙った罪で追放されてしまう。

命からがら隣国ルミテリス王国に辿り着いたセレスティアルは、そこで衰弱した白い獣――守護獣ラメンテと、彼を追ってきた赤毛の青年レイと出会う――

モフモフ守護獣と馬鹿正直ヒーローに愛されながらヒロインが本当の力を発揮して幸せになるお話(予定)

※頭からっぽで</description>
      <content:encoded><![CDATA[「今、聖獣……と言ったか？　守護獣ではなく？」

　レイ様の疑問が、部屋の空気を震わせた。私もレイ様と同じ意見を持っていた。
　だって【聖獣】という単語を、今まで耳にしたことがなかったから。

　ルゥナ様は頷き、私たちの聞き間違いでないことを肯定する。

「まあ待て。順番に話をしていく」

　そう言って語られたのは、私たちが知らない、この世界の成り立ちの物語だった。

　遙か昔、【創世の女神】と女神様のお役目を補佐される存在――【神獣】がいた。
　女神様は人の形だが、神獣様はラメンテたちような獣の姿をされているのだという。

　お二方は長い時間ともに過ごし、たくさんの世界を創造してきた。

　世界創造――それが、女神様と神獣様のお役目だったから。

　そして最後に創られたのが、【聖獣界】と【聖獣】という存在だった。

「まあ、聖獣とは種族の名前じゃ。わしらを種族として【人間】と呼ぶのと同じ...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第36話　虚弱聖女と八百年 - 虚弱体質な偽聖女だと追放された私は、隣国でモフモフ守護獣様の聖女になりました</title>
      <link>https://angel.kashi-hondana.com/author/page/2225/section/36550</link>
      <pubDate>Mon, 22 Sep 2025 22:40:00 +0900</pubDate>
      <description>平民出身のセレスティアルは、守護獣シィに力を与える聖女であり、王太子オズベルトの婚約者候補の一人。しかし力を与える儀式後、疲れ果ててしまうため、虚弱すぎると皆から聖女の資質を疑われていた。

本来受けるはずの聖女の儀式も受けておらず、育ての親だった神官長も突然捕まって味方を失ったセレスティアル。そしてとうとう、平民が婚約者候補にいることが許せなかった王太子オズベルトから、聖女を騙った罪で追放されてしまう。

命からがら隣国ルミテリス王国に辿り着いたセレスティアルは、そこで衰弱した白い獣――守護獣ラメンテと、彼を追ってきた赤毛の青年レイと出会う――

モフモフ守護獣と馬鹿正直ヒーローに愛されながらヒロインが本当の力を発揮して幸せになるお話(予定)

※頭からっぽで</description>
      <content:encoded><![CDATA[「ふぅむ……なら、クロラヴィア王国で守護獣として崇められている『シィ』とやらは……一体何者なのじゃ？」

　システィーナ様の言葉を最後に、部屋の空気が沈黙で重くなった気がした。

　ラメンテがシィ様なら、私がずっと力を捧げていた相手は、何？
　キアラたち、歴代聖女たちが、生命力を使ってまで力を捧げていた相手は、一体――

　私の脳裏に映ったのは、供儀の間に飾られたシィ様の像。
　薄暗い部屋の中、四つの水晶玉が乗った柱に囲まれるように飾られていた。

　確か、毛の長い四足の獣だった。ラメンテに似ていると言われればそうかもしれない。だけど、【今振り返れば】いう前置きが必要なほど、シィ様とラメンテの姿は似ていないように思えた。

　シィ様の像からは、人を寄せ付けない圧倒的な威圧感があった。初めてシィ様の像を見たとき、畏怖よりも本能的な恐怖を覚えた。
　だけど、ラメンテにはそれがない。優しくて人な...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第35話　祖国にて5（別視点） - 虚弱体質な偽聖女だと追放された私は、隣国でモフモフ守護獣様の聖女になりました</title>
      <link>https://angel.kashi-hondana.com/author/page/2225/section/36543</link>
      <pubDate>Sun, 21 Sep 2025 18:21:00 +0900</pubDate>
      <description>平民出身のセレスティアルは、守護獣シィに力を与える聖女であり、王太子オズベルトの婚約者候補の一人。しかし力を与える儀式後、疲れ果ててしまうため、虚弱すぎると皆から聖女の資質を疑われていた。

本来受けるはずの聖女の儀式も受けておらず、育ての親だった神官長も突然捕まって味方を失ったセレスティアル。そしてとうとう、平民が婚約者候補にいることが許せなかった王太子オズベルトから、聖女を騙った罪で追放されてしまう。

命からがら隣国ルミテリス王国に辿り着いたセレスティアルは、そこで衰弱した白い獣――守護獣ラメンテと、彼を追ってきた赤毛の青年レイと出会う――

モフモフ守護獣と馬鹿正直ヒーローに愛されながらヒロインが本当の力を発揮して幸せになるお話(予定)

※頭からっぽで</description>
      <content:encoded><![CDATA[　オズベルトは、婚約者であるキアラの元に向かっていた。

　ここ最近、美しい婚約者とはずっと会えずにいた。

　その理由はいつも体調不良。
　何度か見舞いを申し出たが、ことごとく断られていた。

　当初はそれほど体調が悪いのかと心配していたのだが、これだけ立て続けに断られると、心配よりも怒りが沸いてきた。

（私の申し出を断るなど……）

　何一つ不自由なことはなく、思うがまま与えられてきたオズベルトにとって、思うように物事が進まないことはあり得なかったのだ。

　供儀には出ているようで、それもオズベルトが怒りを抱く要因となっていた。

　シィに力を与えられるのに、何故王太子である自分とは会えないのか。確かに守護獣は偉大だが、自分はいずれこの国の王となる。ないがしろにするなど、不敬にもほどがある。

　だから今日は、あえて自分の訪問は告げずにいた。

　部屋の前につき、キアラにオズベルトの...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第32話　虚弱聖女と黒い守護石 - 虚弱体質な偽聖女だと追放された私は、隣国でモフモフ守護獣様の聖女になりました</title>
      <link>https://angel.kashi-hondana.com/author/page/2225/section/35476</link>
      <pubDate>Sat, 20 Sep 2025 09:43:00 +0900</pubDate>
      <description>平民出身のセレスティアルは、守護獣シィに力を与える聖女であり、王太子オズベルトの婚約者候補の一人。しかし力を与える儀式後、疲れ果ててしまうため、虚弱すぎると皆から聖女の資質を疑われていた。

本来受けるはずの聖女の儀式も受けておらず、育ての親だった神官長も突然捕まって味方を失ったセレスティアル。そしてとうとう、平民が婚約者候補にいることが許せなかった王太子オズベルトから、聖女を騙った罪で追放されてしまう。

命からがら隣国ルミテリス王国に辿り着いたセレスティアルは、そこで衰弱した白い獣――守護獣ラメンテと、彼を追ってきた赤毛の青年レイと出会う――

モフモフ守護獣と馬鹿正直ヒーローに愛されながらヒロインが本当の力を発揮して幸せになるお話(予定)

※頭からっぽで</description>
      <content:encoded><![CDATA[　フェンレア王国なんて、知らない。
　
「その者が、フェンレア王国とやらの人間である確証は？」
「これを……」

　レイ様の問いかけに、騎士は抱えていた木箱をテーブルの上に置くと、恐る恐る開けた。
　中に入っていたのは、星をちりばめたような紋章が入った金色のメダル。

　紋章は初めて見る。恐らく、フェンレア王国の紋章なのだろう。レイ様が手に取ると、思った以上に重かったのか、手から落としそうになっていたのを見る限り、本物の金。素人目から見ても、相当価値があるものだと分かる。

　そしてメダルの横には、艶のある布で丁寧に包まれた丸く黒い石があった。

「……ラメンテの守護石と似ている」

　黒い石をつまみ上げ、上下左右視線を走らせるレイ様に、私の方をチラチラと見ながら騎士が言葉を続けた。

「その石をこの国の聖女に触れさせれば、陛下が謁見を許可する気になるだろうと……」
「確かに、これが本当の...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第31話　虚弱聖女と『白き聖女』 - 虚弱体質な偽聖女だと追放された私は、隣国でモフモフ守護獣様の聖女になりました</title>
      <link>https://angel.kashi-hondana.com/author/page/2225/section/35411</link>
      <pubDate>Sat, 20 Sep 2025 09:43:00 +0900</pubDate>
      <description>平民出身のセレスティアルは、守護獣シィに力を与える聖女であり、王太子オズベルトの婚約者候補の一人。しかし力を与える儀式後、疲れ果ててしまうため、虚弱すぎると皆から聖女の資質を疑われていた。

本来受けるはずの聖女の儀式も受けておらず、育ての親だった神官長も突然捕まって味方を失ったセレスティアル。そしてとうとう、平民が婚約者候補にいることが許せなかった王太子オズベルトから、聖女を騙った罪で追放されてしまう。

命からがら隣国ルミテリス王国に辿り着いたセレスティアルは、そこで衰弱した白い獣――守護獣ラメンテと、彼を追ってきた赤毛の青年レイと出会う――

モフモフ守護獣と馬鹿正直ヒーローに愛されながらヒロインが本当の力を発揮して幸せになるお話(予定)

※頭からっぽで</description>
      <content:encoded><![CDATA[　白き聖女。

　初めて聞く言葉のはず。なのに、心臓が一瞬だけリズムを乱した気がした。

　だけどそんな違和感は、湧き上がった疑問によって、あっさりと上書きされてしまった。

「あ、あのっ……白き聖女、だなんて……私に白い要素はないんですけど……」

　そう言いながら、長い黒髪を指で摘まむ。
　私の特徴的な色と言えば、この黒髪ぐらい。それなら、黒き聖女になるはずだけど。

　私の返答を聞いて小さく噴き出されたレイ様を、ルヴィスさんが軽く睨んで諫める。
　それを見たレイ様は慌てて咳払いをすると、姿勢を正された。

「君の容姿ではなく、いつもラメンテと一緒にいるから、そう呼ばれているようだ」
「え？　ラメンテと一緒にいるから？」

　私とラメンテの視線が、ほぼ同時に合った。ラメンテも初めて知ったのだろう。

　確かに、ラメンテは真っ白だ。
　そんな彼と常に行動を共にしていたら、そう呼ばれるのも...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第33話　虚弱聖女と新たな聖女 - 虚弱体質な偽聖女だと追放された私は、隣国でモフモフ守護獣様の聖女になりました</title>
      <link>https://angel.kashi-hondana.com/author/page/2225/section/35477</link>
      <pubDate>Sat, 20 Sep 2025 09:43:00 +0900</pubDate>
      <description>平民出身のセレスティアルは、守護獣シィに力を与える聖女であり、王太子オズベルトの婚約者候補の一人。しかし力を与える儀式後、疲れ果ててしまうため、虚弱すぎると皆から聖女の資質を疑われていた。

本来受けるはずの聖女の儀式も受けておらず、育ての親だった神官長も突然捕まって味方を失ったセレスティアル。そしてとうとう、平民が婚約者候補にいることが許せなかった王太子オズベルトから、聖女を騙った罪で追放されてしまう。

命からがら隣国ルミテリス王国に辿り着いたセレスティアルは、そこで衰弱した白い獣――守護獣ラメンテと、彼を追ってきた赤毛の青年レイと出会う――

モフモフ守護獣と馬鹿正直ヒーローに愛されながらヒロインが本当の力を発揮して幸せになるお話(予定)

※頭からっぽで</description>
      <content:encoded><![CDATA[　私たちの姿は、謁見の間にあった。

　とても広くて華やかな部屋だ。
　キラキラと輝くシャンデリアが頭上で揺れている。
　真っ赤な絨毯が敷かれていて、その両端には武装した騎士たちが並んでいた。貴賓を迎えるのに相応しい場所だ。

　もし私がこの場を歩くとなったら、あまりの煌びやかさに緊張し、右手と右足を同時に出してしまいそう。

　なのにその人物は、こういった場所に慣れているかのように、堂々とした足取りで赤絨毯を歩いている。

　やってきたのは、美しい女性だった。
　明るい緑色の髪を上でまとめているため、首元やうなじが露わになっている。見える肌は、健康的な小麦色をしていた。この国ではあまり見ない肌色だ。

　首には頭上のシャンデリアに負けないほどの輝きを放つ、無数の宝石がちりばめられたネックレスを付けていて、耳元を揺れる耳飾りも大きくて豪華だ。
　両手首には太めの金の腕輪が部屋の明かりを反射...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第34話　虚弱聖女と守護獣ルゥナ - 虚弱体質な偽聖女だと追放された私は、隣国でモフモフ守護獣様の聖女になりました</title>
      <link>https://angel.kashi-hondana.com/author/page/2225/section/36535</link>
      <pubDate>Sat, 20 Sep 2025 09:43:00 +0900</pubDate>
      <description>平民出身のセレスティアルは、守護獣シィに力を与える聖女であり、王太子オズベルトの婚約者候補の一人。しかし力を与える儀式後、疲れ果ててしまうため、虚弱すぎると皆から聖女の資質を疑われていた。

本来受けるはずの聖女の儀式も受けておらず、育ての親だった神官長も突然捕まって味方を失ったセレスティアル。そしてとうとう、平民が婚約者候補にいることが許せなかった王太子オズベルトから、聖女を騙った罪で追放されてしまう。

命からがら隣国ルミテリス王国に辿り着いたセレスティアルは、そこで衰弱した白い獣――守護獣ラメンテと、彼を追ってきた赤毛の青年レイと出会う――

モフモフ守護獣と馬鹿正直ヒーローに愛されながらヒロインが本当の力を発揮して幸せになるお話(予定)

※頭からっぽで</description>
      <content:encoded><![CDATA[　突然、私たちの前に現れた、フェンレア王国女王システィーナ様。
　今まで聞いたことのない国からの訪問だけでも大事件だった。

　しかし、

「見損なったぞっ!!　シィっ!!」

　彼女とともに現れた新たな守護獣ルゥナ様が発した言葉ほどではなかった。

　シィ？
　シィって、クロラヴィア王国の守護獣、シィ様の、こ、と？

　短い間に、あまりにも混乱する情報が多く詰め込まれたせいで、頭の中が混乱する。
　上手く考えが、まとまらない。

　しかし、

「ぼ、ぼくは、シィって名前じゃないよ……」
「はぁっ!?　お前がシィじゃなければ、何だっつーんだよっ!!　おい、シィっ！　お前の聖女はどこだっ!!　ちゃんと生きてるんだろうな!?」

　ルゥナ様が鋭い爪をラメンテの前に出したのを見た瞬間、私の体は反射的にラメンテの上に覆い被さっていた。
　そして、真っ黒な毛並みの中でひときわ輝く黒い瞳を真っ直ぐ見据...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第30話　虚弱聖女とひっつく - 虚弱体質な偽聖女だと追放された私は、隣国でモフモフ守護獣様の聖女になりました</title>
      <link>https://angel.kashi-hondana.com/author/page/2225/section/35410</link>
      <pubDate>Mon, 14 Jul 2025 21:20:00 +0900</pubDate>
      <description>平民出身のセレスティアルは、守護獣シィに力を与える聖女であり、王太子オズベルトの婚約者候補の一人。しかし力を与える儀式後、疲れ果ててしまうため、虚弱すぎると皆から聖女の資質を疑われていた。

本来受けるはずの聖女の儀式も受けておらず、育ての親だった神官長も突然捕まって味方を失ったセレスティアル。そしてとうとう、平民が婚約者候補にいることが許せなかった王太子オズベルトから、聖女を騙った罪で追放されてしまう。

命からがら隣国ルミテリス王国に辿り着いたセレスティアルは、そこで衰弱した白い獣――守護獣ラメンテと、彼を追ってきた赤毛の青年レイと出会う――

モフモフ守護獣と馬鹿正直ヒーローに愛されながらヒロインが本当の力を発揮して幸せになるお話(予定)

※頭からっぽで</description>
      <content:encoded><![CDATA[　ルミテリス王国は、ラメンテの力と皆の協力によって、蘇った。
　私がこの国に辿り着いたときは、緑が少なく寂れた土地は一変、緑豊かで肥沃な大地へと変貌を遂げた。

　いいえ。変貌ではなく、本来の姿を取り戻したと言うべきだろう。

　農作物が育たず、食べる物に困っていた地域は、ラメンテが直接訪問して土地を蘇らせた。

　可愛くてフワフワなマスコット的なラメンテが本来の姿にもどり、四足に力を込めながら力強く咆哮をあげると、無残にひび割れていた畑に蒔いた種が発芽し、大きく成長していった。
　瑞々しい緑色の中に立ち、太陽の光の照らされるラメンテの姿はとても神秘的で、畏怖の念が沸き上がったのを覚えている。
　穏やかで優しい彼が、世界再生を担って遣わされた守護獣様であることを再認識させられた。

　同時に、守護獣様の力は国の存続のために使うべきではないと言ったレイ様の考えに賛同せずにはいられなかった。
...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第29話　閑話2　～レイの反省会～（別視点） - 虚弱体質な偽聖女だと追放された私は、隣国でモフモフ守護獣様の聖女になりました</title>
      <link>https://angel.kashi-hondana.com/author/page/2225/section/35392</link>
      <pubDate>Mon, 14 Jul 2025 21:20:00 +0900</pubDate>
      <description>平民出身のセレスティアルは、守護獣シィに力を与える聖女であり、王太子オズベルトの婚約者候補の一人。しかし力を与える儀式後、疲れ果ててしまうため、虚弱すぎると皆から聖女の資質を疑われていた。

本来受けるはずの聖女の儀式も受けておらず、育ての親だった神官長も突然捕まって味方を失ったセレスティアル。そしてとうとう、平民が婚約者候補にいることが許せなかった王太子オズベルトから、聖女を騙った罪で追放されてしまう。

命からがら隣国ルミテリス王国に辿り着いたセレスティアルは、そこで衰弱した白い獣――守護獣ラメンテと、彼を追ってきた赤毛の青年レイと出会う――

モフモフ守護獣と馬鹿正直ヒーローに愛されながらヒロインが本当の力を発揮して幸せになるお話(予定)

※頭からっぽで</description>
      <content:encoded><![CDATA[　会議が終わり、議事録で振り返りをしていたルヴィスの耳に、両肘を机につき、合わせた両手を口元に当てたまま瞳を伏せていたレイの低い声が届いた。

「ルヴィス、今から俺は反省会を開くぞ」
「しらん、一人でやれ。私は休む」

　親友という関係だからこそ出来る容赦ない拒絶に、赤い双眸をこれ以上ないほど見開きながら、レイは立ち上がった。

「最近冷たすぎないか、お前!!」
「どうせ、セレスティアル様とのことだろ？」
「な、何で分かった？　え、なに、お前、俺の心が読めるの、か？　こわっ……」

　まだ話してもいない反省会の議題を言い当てられ、顔を強ばらせながらレイが後ずさる。

　ドン引きする親友を一瞥すると、ルヴィスは大き過ぎるため息をついた。

　だがしかし、レイとは長い付き合いだ。面倒くさい気持ちを全面に出しながらも、手元の議事録を一つにまとめ、机に片肘をついた。とりあえず聞いてやるという言葉を...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第28話　虚弱聖女と偶然の事故 - 虚弱体質な偽聖女だと追放された私は、隣国でモフモフ守護獣様の聖女になりました</title>
      <link>https://angel.kashi-hondana.com/author/page/2225/section/34836</link>
      <pubDate>Fri, 30 May 2025 17:33:00 +0900</pubDate>
      <description>平民出身のセレスティアルは、守護獣シィに力を与える聖女であり、王太子オズベルトの婚約者候補の一人。しかし力を与える儀式後、疲れ果ててしまうため、虚弱すぎると皆から聖女の資質を疑われていた。

本来受けるはずの聖女の儀式も受けておらず、育ての親だった神官長も突然捕まって味方を失ったセレスティアル。そしてとうとう、平民が婚約者候補にいることが許せなかった王太子オズベルトから、聖女を騙った罪で追放されてしまう。

命からがら隣国ルミテリス王国に辿り着いたセレスティアルは、そこで衰弱した白い獣――守護獣ラメンテと、彼を追ってきた赤毛の青年レイと出会う――

モフモフ守護獣と馬鹿正直ヒーローに愛されながらヒロインが本当の力を発揮して幸せになるお話(予定)

※頭からっぽで</description>
      <content:encoded><![CDATA[　全身の血が、顔に上っていくのを感じる。
　喉の奥から何かが迸りそうなる。

　自分の指にキスされている状況を冷静に受け止められるほど、私の精神は成熟していなかった。

　反射的に身体を起こしてしまい、レイ様の手から私の手が離れてしまう。

「んっ……うーん……」

　声を漏らしながらレイ様が目を覚ました。
　目をこすりながら彼も身を起こし、大きくあくびをしながら、両腕を上げて伸びをした。

「セレスティアル、おはよう。少しは休め……って、え？　どうした？　なんか顔が凄く赤いが」
「あっ、あのっ……」
「どうした？　眠れなかったのか？」

　レイ様が身を寄せてきた。

　彼の顔が、
　唇が、

　近づいてくる。

　彼の唇に指が触れていた感覚が生々しく蘇り、恥ずかしさでいっぱいになった私は、口をパクパクするしかできない。

　レイ様の表情が陰った。
　見たことがある。私の手が冷たすぎるのを...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第27話　虚弱聖女と次なる使命 - 虚弱体質な偽聖女だと追放された私は、隣国でモフモフ守護獣様の聖女になりました</title>
      <link>https://angel.kashi-hondana.com/author/page/2225/section/34835</link>
      <pubDate>Fri, 30 May 2025 17:33:00 +0900</pubDate>
      <description>平民出身のセレスティアルは、守護獣シィに力を与える聖女であり、王太子オズベルトの婚約者候補の一人。しかし力を与える儀式後、疲れ果ててしまうため、虚弱すぎると皆から聖女の資質を疑われていた。

本来受けるはずの聖女の儀式も受けておらず、育ての親だった神官長も突然捕まって味方を失ったセレスティアル。そしてとうとう、平民が婚約者候補にいることが許せなかった王太子オズベルトから、聖女を騙った罪で追放されてしまう。

命からがら隣国ルミテリス王国に辿り着いたセレスティアルは、そこで衰弱した白い獣――守護獣ラメンテと、彼を追ってきた赤毛の青年レイと出会う――

モフモフ守護獣と馬鹿正直ヒーローに愛されながらヒロインが本当の力を発揮して幸せになるお話(予定)

※頭からっぽで</description>
      <content:encoded><![CDATA[　クロラヴィアの聖女たちの真実は、残酷なものだった。
　
　キアラたちは、今まで私を虐め、最後は追放して命を奪おうとしたけど、ざまあみろと素直に笑えなかった。

　それにキアラたちだけじゃない。過去の聖女たちも、そして未来の聖女たちも、同じように何も知らされず、生命力を奪われていくのだ。

　残酷だ。

　そして禁忌を犯して成り立っているクロラヴィア王国の未来が、明るい訳がない。

　クロラヴィアの聖女たち、そして国の未来に心を痛めていた私の気持ちに、レイ様が気づいていたなんて……

　私ですら、レイ様に指摘されるまで、自分の気持ちが分かっていなかったのに。

　隣で動く気配がした。
　レイ様が身体を横に向け、私を真っ直ぐ見つめている。

「セレスティアル」

　名を呼ばれ、私も彼と向き合うように体勢を変えた。
　お互いの視線が混じり合う。

「ラメンテの力は、この国の安定のためだけに使う...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第26話　虚弱聖女と昼寝 - 虚弱体質な偽聖女だと追放された私は、隣国でモフモフ守護獣様の聖女になりました</title>
      <link>https://angel.kashi-hondana.com/author/page/2225/section/34795</link>
      <pubDate>Wed, 28 May 2025 21:08:00 +0900</pubDate>
      <description>平民出身のセレスティアルは、守護獣シィに力を与える聖女であり、王太子オズベルトの婚約者候補の一人。しかし力を与える儀式後、疲れ果ててしまうため、虚弱すぎると皆から聖女の資質を疑われていた。

本来受けるはずの聖女の儀式も受けておらず、育ての親だった神官長も突然捕まって味方を失ったセレスティアル。そしてとうとう、平民が婚約者候補にいることが許せなかった王太子オズベルトから、聖女を騙った罪で追放されてしまう。

命からがら隣国ルミテリス王国に辿り着いたセレスティアルは、そこで衰弱した白い獣――守護獣ラメンテと、彼を追ってきた赤毛の青年レイと出会う――

モフモフ守護獣と馬鹿正直ヒーローに愛されながらヒロインが本当の力を発揮して幸せになるお話(予定)

※頭からっぽで</description>
      <content:encoded><![CDATA[　レイ様に連れられてやってきたのは、城の屋上だった。
　ここからだと、王都が一望出来る。

　ラメンテの力によって緑が蘇り、活気に満ちている様子が見えた。

　王都の状況に安堵している私の隣に、レイ様がやってきた。同じように王都を見つめながら、大きく息を吸い込んでいる。

「ここに来るといつも、気持ちが引き締まる」
「気持ち、ですか？」
「ああ、国王として、この国を任されている責任感がな」

　レイ様の赤い瞳が細められた。
　彼の目は今、王都を映している。だけど意識はもっともっと遠く――この国全体へと向けられているのだろう。

　彼の発言を聞き、改めて王都の景色を視界に映す。

　今私の目の前にあるのは、ただの景色じゃない。
　人々の営みが、王都という形をとっている。
　王都から離れた場所には、もっともっとたくさんの人々が生活している。

　目に見えるもの、見えないもの、それら全てを守るの...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第25話　虚弱聖女と前神官長 - 虚弱体質な偽聖女だと追放された私は、隣国でモフモフ守護獣様の聖女になりました</title>
      <link>https://angel.kashi-hondana.com/author/page/2225/section/34789</link>
      <pubDate>Wed, 28 May 2025 21:08:00 +0900</pubDate>
      <description>平民出身のセレスティアルは、守護獣シィに力を与える聖女であり、王太子オズベルトの婚約者候補の一人。しかし力を与える儀式後、疲れ果ててしまうため、虚弱すぎると皆から聖女の資質を疑われていた。

本来受けるはずの聖女の儀式も受けておらず、育ての親だった神官長も突然捕まって味方を失ったセレスティアル。そしてとうとう、平民が婚約者候補にいることが許せなかった王太子オズベルトから、聖女を騙った罪で追放されてしまう。

命からがら隣国ルミテリス王国に辿り着いたセレスティアルは、そこで衰弱した白い獣――守護獣ラメンテと、彼を追ってきた赤毛の青年レイと出会う――

モフモフ守護獣と馬鹿正直ヒーローに愛されながらヒロインが本当の力を発揮して幸せになるお話(予定)

※頭からっぽで</description>
      <content:encoded><![CDATA[　う、そ……

　私の全身から力が抜けた。

「まさか……そんな、まさ、か……」

　口から零れるのは、そんな意味のない言葉ばかり。だけど……だけど、それを嘘だと断言するにはあまりにも……揃いすぎている。

　だけど祖国が、守護獣様にとって禁忌とされている方法で力を与えているとは信じたくはなかった。
　今は少しでも判断材料を増やしたくて、逆に質問を投げかけた。

「あ、あのっ！　ならば、ルミテリス王国では、どのように聖女を見つけ出すのですか？」
「守護獣が力を込めた特別な石ーー守護石に触れるんだよ」

　私の質問に答えてくれたのは、ラメンテだった。
　抱きしめている彼の身体が震えていなかったから、落ち着きを取り戻したみたい。

　私の頬に鼻をすり寄せながら、言葉を続ける。

「聖女が守護石に触れると光を放つんだ。セレスティアルの場合は、そんなことをする前に力を与えてくれたから、聖女だって分...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第24話　祖国にて4（別視点） - 虚弱体質な偽聖女だと追放された私は、隣国でモフモフ守護獣様の聖女になりました</title>
      <link>https://angel.kashi-hondana.com/author/page/2225/section/34784</link>
      <pubDate>Tue, 27 May 2025 07:03:00 +0900</pubDate>
      <description>平民出身のセレスティアルは、守護獣シィに力を与える聖女であり、王太子オズベルトの婚約者候補の一人。しかし力を与える儀式後、疲れ果ててしまうため、虚弱すぎると皆から聖女の資質を疑われていた。

本来受けるはずの聖女の儀式も受けておらず、育ての親だった神官長も突然捕まって味方を失ったセレスティアル。そしてとうとう、平民が婚約者候補にいることが許せなかった王太子オズベルトから、聖女を騙った罪で追放されてしまう。

命からがら隣国ルミテリス王国に辿り着いたセレスティアルは、そこで衰弱した白い獣――守護獣ラメンテと、彼を追ってきた赤毛の青年レイと出会う――

モフモフ守護獣と馬鹿正直ヒーローに愛されながらヒロインが本当の力を発揮して幸せになるお話(予定)

※頭からっぽで</description>
      <content:encoded><![CDATA[「……ど、どういうこと？　これは一体どういうこと!?」

　悲鳴に近いキアラの叫び声があがった瞬間、鏡に小瓶が投げつけられた。激しい音を立て、鏡が粉々に砕け散る。

「ど、どうなさいましたか、キアラ様!!」

　鏡が割れる音を聞きつけた神官たちの声と、鍵がかかったドアを打ち鳴らす音がしたが、キアラが、

「なっ、何にもないわ!!　部屋に入ってこないでちょうだい!!」

　と怒鳴り返すと、声も音もおさまった。
　ドアの前から、神官たちが何かを話ながら離れていくのが分かった。

　静けさが戻った部屋の中にあるのは、両手で顔を覆い、床にへたり込むキアラと、粉々に割れた鏡だけ。

　しばらくして、キアラが動き出した。
　顔を覆っていた両手を、自分の前にかざすと、呻き声のような声をあげた。目の前にある自分の手を握ったり開いたり、手の平を返しながら、見間違いではないかと何度も確認をする。

　皺が深く...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第23話　虚弱聖女と祖国の聖女 - 虚弱体質な偽聖女だと追放された私は、隣国でモフモフ守護獣様の聖女になりました</title>
      <link>https://angel.kashi-hondana.com/author/page/2225/section/34782</link>
      <pubDate>Tue, 27 May 2025 07:03:00 +0900</pubDate>
      <description>平民出身のセレスティアルは、守護獣シィに力を与える聖女であり、王太子オズベルトの婚約者候補の一人。しかし力を与える儀式後、疲れ果ててしまうため、虚弱すぎると皆から聖女の資質を疑われていた。

本来受けるはずの聖女の儀式も受けておらず、育ての親だった神官長も突然捕まって味方を失ったセレスティアル。そしてとうとう、平民が婚約者候補にいることが許せなかった王太子オズベルトから、聖女を騙った罪で追放されてしまう。

命からがら隣国ルミテリス王国に辿り着いたセレスティアルは、そこで衰弱した白い獣――守護獣ラメンテと、彼を追ってきた赤毛の青年レイと出会う――

モフモフ守護獣と馬鹿正直ヒーローに愛されながらヒロインが本当の力を発揮して幸せになるお話(予定)

※頭からっぽで</description>
      <content:encoded><![CDATA[「クロラヴィア王国の聖女について……ですか？」
「はい。確かクロラヴィア王国には、あなたを含めて聖女が四人いらっしゃるんですよね？　なので、知識は我々よりお持ちだと思うのです。それに、クロラヴィア王国は聖女が現れやすい国のようですし、我が国も同じことをすれば、今後聖女が現れなくて困るということもなくなるかと」

　ルヴィスさんが私をこの場に呼んだ理由も分かった気がした。
　確かに、彼がクロラヴィア王国の聖女について知りたいと思うのは、自然な成り行きだと思う。だけど同時に、戸惑ってしまう。

　だって私には、クロラヴィア王国で聖女として、知識がないから。
　言われるがまま、供儀の間で守護獣シィ様に力を与えていただけだし……

　机の上に置いた両手を見つめ、ためらいがちに答える。

「ご、ごめんなさい……私、言われるがまま守護獣様に力を与えていただけで……どうすれば国に聖女が生まれるかどころか...]]></content:encoded>
    </item>
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